ランニングをしていると、田んぼの中に、
「湯殿山」と書かれた石碑がありました。
2m以上の大きなものです。
石碑の裏に「天保三年」とあります。
こんなに古いもの、何だろう?
別の場所にも少し、小ぶりの「湯殿山」の石碑を発見。
石碑の裏には、「天保三年」とあります。
こちらは、神社の近くです。
ネットで調べてみました。
「湯殿山」は、出羽三山の一つです。
出羽三山とは、山形県の羽黒山、月山、湯殿山の総称で、
明治時代までは、神仏習合の権現を祀る修験道の山でした。
昔から出羽三山に参拝に行ってたそうです。
その信仰の証として、石碑が建てられたものが、数多くあるそうです。
きっと、石碑のある近隣地区で、代表者が、
湯殿山に参拝に行っていたのでしょう。
ちなみに、ここは、山形県ではありません。
探す気になれば、「湯殿山」の石碑は、他にもありそうです。
退職して、時間に、気持ちに、余裕があると、
今まで見えなかったものが、見えてくるような気がします。