家族で最後にスキーをしたのは、14年ほど前になります。
久しぶりに次男のスキー板を見ました。
ホコリを被り、所々、錆もあります。
次男と一緒にスポーツ店に行って、色々見て、買いました。
次男が小六の頃です。学校のスキー教室で、転倒して、救急車で搬送されました。
私は、先回りして、救急病院の入り口で、救急車を待っていました。
間も無く、次男を乗せた救急車が到着しました。
次男は、ストレッチャーに乗せられ、神妙な顔つきでした。
私の顔に気づき、少し恥ずかしいような表情をしていました。
痛がってはいないようだったので、ほっとしました。
次男は、救急の処置室に運ばれ、私は待合室にいました。
処置が終わり、医師から大腿骨骨折と聞かされ、
レントゲン状、大腿骨の上、1/3で綺麗に横に線が入っていました。
子供なので手術はせずに、ギプス固定で付くだろうとのこと。
てっきり、入院かと思いましたが、大腿部から足先までギプスを巻いたまま、
入院せず、松葉杖で帰宅になりました。
完治した頃には、中学生になっていました。
次男は、そこそこスキーができましたが、
それ以来、スキーをしなくなり、家族でスキーに行くこともなくなりました。
私も、特にスキーが趣味ということもなく、子供の付き合いでした。
それでも、スキー板には、いろいろ思い出があります。
でも、家族4人分のスキー用品の保管は、場所をとります。
もう使うことのないスキー板、写真を撮って、
廃棄することにしました。
何となく、寂しさがあります。
実は、子供たちの、小学校から高校時代の教科書、ノート類まで
保管しているのです。
無論、子供たちにとっては、ただのガラクタのようです。
私ども親にとっては、思い出が詰まっているのですね。
恐らく、家の空間の1/3を思い出品が占めているでしょう。
徐々に断捨離を進めるつもりです。
まずは、カミサンの説得です。これが厄介です。