黄昏オヤジの拙いつぶやき

退職後の気持ちの変化や生活について、綴ります。

39年前の自転車ランドナーを修理してみた

39年前に購入した、自転車を修理しました。

 

車名は、ミヤタ自転車、MT1000、です。

自転車の種類で言うと、ランドナーと言うものです。

ランドナーなんて、今は、あんまり聞くことはありませんね。

今時は、自転車が趣味というと、

スポーティーロードレーサーをイメージします。

ランドナーは、ロードレーサーをツーリングもできるように、

頑丈にした自転車というところでしょうか。

 

39年前、都会に住んでいた頃、この自転車を購入しました。

それ程、自転車が趣味という程では、ありませんでしたが、

通勤にも使いたいし、自転車でツーリングしてもいいかなと思っていました。

それで、通勤だけなら、安い自転車でよかったものを

自転車の知識もない癖に、10万円ぐらいで、近くの自転車屋で買いました。

 

でも、ツーリングには、ほとんど出かけることなく、

会社まで、往復15キロの通勤用になっていました。

32年前に今の片田舎に引っ越し、自転車には、ほとんど乗らなくなり、

物置で保管になりました。

引越し後は、仕事オンリーで、自転車に乗る気もしません。

通勤は、無論、車です。

でも、都会で7年間、毎日、この自転車で通勤していましたので、

結構な距離を乗りました。

 

この自転車ですが、物置から出してみると、

まず、ホコリだらけ、タイヤはひび割れ、パンク、

所々のグリスは無くなってギシギシ、

チェーンの錆と伸びでパタパタ、

タイヤを回すと、歪みが酷い、

とても使えそうにありません。

 

実は、4年前、コロナの濃厚接触者になり、10日間、会社が休みになり、

暇だったので、修理にチャレンジしています。

結局、タイヤ(ホイール)の歪みの調整していたら、

スポークが折れてしまい、挫折していました。再び、物置行きです。

仕事が始まれば、とても、自転車修理の余裕は、精神的にもなかったです。

 

現在、退職して時間があるので、再び、修理にチャレンジしてみました。

チェーンを交換しました。

何と言っても難しいのは、後輪のスポークの交換です。

スプロケット(後輪ギア)を外す必要があります。

未経験でしたが、アマゾンで、交換用スポーク、

ニップル廻しとという工具、スプロケット外す工具等を

購入しました。本当、アマゾンは、何でもあるので助かります。

とにかく年代物なので、ナットが堅いところがあります。

特に、スプロケット(後輪ギア)外すのには苦労しました。

ネットで検索して、モンキーレンチに延長パイプを差し込む方法で

何とかなりました。

 

結局、2日間、かけて、自転車が復活しました。

慣れない姿勢で、かがんで作業していると、腰が疲労して来るので、

休憩が必要なのです。

はっきり言って、歳です。普段、やっていない姿勢はてきめんです。

 

今回の自転車修理は、退職して、時間と精神的に余裕があるから、

出来ました。

さて、これから、修理した自転車で、どこに行きましょうか。

少し、ウキウキ感があります。