退職後は、会社での人間関係が途切れるので、
精神的に孤立してしないように、引きこもりにならないように、
居住する地域で新たな対人関係を作る必要があると言う。
地域のサークルに入ったり、ボランティアをしたり、町内会の役員をやったりである。
そのような活動をしていないと、認知症になったり、うつ病になったりする人が
多いということです。
退職後の生活に関する本を何冊か読みましたが、ほぼ同じような記述がありました。
私は、どうかと言うと、積極的に新たな対人関係を作る気になりません。
今のところ、それが原因で認知症やうつ病になるような気もしません。
大方な人には、当てはまるのでしょうが、人それぞれでしょう。
退職前、私は、積極的なコミュニケーションをモットーにしていました。
積極的にコミュニケーションをとっていかないと、業務に支障が出るからです。
部下は、50名ほど、職場の朝礼では、毎日、声を張り上げて、指示を出しました。
他部署や外部との連絡、調整もできるだけ迅速に行いました。
宴会も誘いがあれば、参加率ほぼ100%でした。
コロナ感染前なら、多いときは、週2、3回の付き合いがありました。
酒が入ると、ますます、活気を帯びました。
コミュニケーションをとることに、躊躇しないことが必須だと思って、
仕事をしてきました。
嫌な相手であっても、顔や言葉には出さず、険悪になれば、
まぁまぁと穏やかな対応をする。
集団で仕事をするということは、そういう事です。
サラリーマンなら、このような対応は、少なからず、ありますよね。
でも、私が働いてきた会社は、特に多かったような気もします。
今の心境は、まずは、どこにも属さず、無所属になりたいです。
新たな対人関係には、しばらく距離をおきたいです。
自分のペースで自分らしく、生きてみたいと思っています。
時間が経つと変わるかも知れませんが、
しばらくは、対人関係は、必要最小限でいいと思っています。
こんな人間ばかりでは、社会が成り立たないことはわかっていますが、
今までの仕事ぶりに免じてご勘弁を。